【MLB】前田健太、6回5安打4失点で今季2敗目 初回ロンゴリアの先制3ランが響く

6回4失点で今季2敗目を喫したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

2回以降は粘投するも3回2死から4点目を献上

 ドジャース前田健太投手が29日(日本時間30日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発し、今季2敗目(2勝)を喫した。6回を投げて1被弾を含む5安打3奪三振4四球4失点(自責4)で防御率は3.76。初回、ロンゴリアに許した先制3ランが大きく響いた。試合は2-4で敗れ、2連敗となった。

 初回2死からが悔やまれた。ポージーに左翼二塁打、ベルトに四球で一、二塁とすると、ロンゴリアに2ボール1ストライクから4球目スライダーを左中間最前列に飛び込む先制3ランとされ、マウンド上で思わず頭を抱えた。3回にやはり2死からポージーに四球を与えた直後、ベルトに中堅へ二塁打を運ばれて4失点目。4回以降は調子を上げ、走者を背負いながらも粘投し、打線も2点を援護したが、白星には届かなかった。

 7回の打席で代打を送られ、96球(61ストライク)を投げて降板。チームは2連敗で借金を3とした。

(山岡則夫 / Norio Yamaoka)

山岡則夫 プロフィール
 1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌Ballpark Time!を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、製作するほか、多くの雑誌やホームページに寄稿している。最新刊は「岩隈久志のピッチングバイブル」、「躍進する広島カープを支える選手たち」(株式会社舵社)。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を定期的に更新中。

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