今季大爆発しているリヴァプールの前線トリオは、他クラブの前線ユニットと比べると少し特殊かもしれない。モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人は自分がゴールを決めたいとエゴを押し出すタイプでもなく、守備にもしっかり走る。互いのゴールをアシストするケースも多く、そうしたエゴな部分がないことも対戦相手としては厄介なのだろう。
英『Daily Mail』によると、マネはピッチを離れても友達として良い関係を築いていると語り、そうした仲の良さが上手く機能している1つの理由となっているようだ。
「彼らのように優れた選手たちと一緒にプレイできるのは喜びだよ。僕たちは互いを理解している。正直、楽しいよ。ピッチを離れても友達なんだ。ただのチームメイトじゃない。互いに得点をアシストしようとしていて、僕が常にサラーにボールを出そうとしているのは分かるはずだよ。同様にサラーも僕にボールを出したがっている。エゴはどのチームも助けることにはならないと思うんだ」
先日のチャンピオンズリーグ準決勝1stレグ・ローマ戦でもサラーはマネのゴールをアシストしている。エースストライカーと呼ばれるタイプの選手がいないぶん、自身のゴールを決めることよりも得点が入りやすい選択肢を優先するのかもしれない。そうしたチームを第一と考える精神も得点量産に繋がっているのだろう。
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