延長10回 リベラが自身初のサヨナラタイムリー!

【フィリーズ1-2xマーリンズ(延長10回)】@マーリンズ・パーク

ザック・エフリン(フィリーズ)とジャーリン・ガルシア(マーリンズ)による緊迫した投手戦が展開された日本時間5月2日のフィリーズ対マーリンズの一戦は、明日に誕生日を控えた男の劇的な一打で決着した。1対1の同点で迎えた延長10回裏、マーリンズは一死からキャメロン・メイビンがセンターへの三塁打を放って出塁し、ミゲル・ロハスが敬遠されて一死一、三塁。ここで今季20打数2安打(打率.100)のヤディエル・リベラが外角高めの速球をセンターへ弾き返し、自身初のサヨナラ打でチームに今季最長の4連勝をもたらした。

サヨナラ打を放ったリベラは「明日は僕の誕生日だから、とても良いプレゼントになったよ」と自身の一打を喜んだ。延長10回裏、一打サヨナラの場面で田澤純一の代打として出場し、見事なサヨナラタイムリー。「とても気分が良いよ。これが途中出場した僕の仕事だからね。ベンチにいる誰もが自分の仕事をする準備ができているんだ。今夜は僕がしっかり仕事をして、チームは勝つことができた」と控え選手としての仕事にプライドを覗かせる一幕もあった。エフリンとガルシアの両先発はともに6回1失点の好投。特にエフリンは昨年8月以来となるメジャーのマウンドで期待に応える見事なピッチングを見せた。なお、マーリンズの5番手として10回表に登板した田澤は、1安打と2四球で二死満塁のピンチを作ったものの、なんとか1イニングを無失点に抑え、今季初勝利をマークしている。

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