ロッキーズ投手陣が好投 ソロ3本の3得点を守り抜く

【ロッキーズ3-1カブス】@リグリー・フィールド

6試合に先発して2勝4敗、防御率5.79という不本意な成績で4月を終えたジョン・グレイ(ロッキーズ)が、本来の力強いピッチングでチームを勝利に導いた。2点を先制してもらった直後の1回裏に、アンソニー・リゾーに先頭打者アーチを浴びたものの、その後はほとんどカブス打線を寄せ付けず、7回96球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点1の好投。バド・ブラック監督が「我々が期待している選手になるためのステップを着実に歩んでいる」と語ったように、グレイが完全復調を遂げ、真のエースへと飛躍を遂げる日もそう遠くはなさそうだ。

ロッキーズは7回1失点の好投を見せたグレイを打線と救援陣がしっかりサポートした。1回表に1番のチャーリー・ブラックモンと2番のデービッド・ダールの連続本塁打で2点を先制し、4回表には3番のノーラン・アレナードがリードを2点に広げる貴重な一発。カブス先発のカイル・ヘンドリックスの前に4安打に封じられたものの、うち3本が本塁打という効率の良い攻撃でグレイに十分な援護点をプレゼントした。8回は防御率0点台のアダム・オッタビーノ、9回は守護神のウェイド・デービスがカブスの反撃を封じ、3対1で逃げ切り。連敗を3でストップさせたロッキーズは再び貯金生活(16勝15敗)に突入した。

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