アップトンがサヨナラ打 エンゼルスが連敗止める

【オリオールズ2-3xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

久しぶりに大谷翔平が「5番・DH」としてスタメン出場を果たした今試合では4回に大谷自身が相手先発、アレックス・カップから三塁線へのツーベースを放つも得点には繋がらなかった。5回まで投手戦が繰り広げられた後はエンゼルスが先制するも最終回に同点にされ延長戦突入の可能性もあった。それを断ち切ったのは赤き背番号「8」だった。

オリオールズとの3連戦初戦を迎えたエンゼルスの先発マウンドにはニック・トロピアーノ。緩急を巧みに使い相手打線を7回途中1安打に抑えリリーフ陣に後を託す。一方の打線は6回にルイス・バルブエナの一発などで2点を取り2対0のまま最終回を迎えた。負けられないオリオールズが1死一塁からマニー・マチャド、アダム・ジョーンズの連続タイムリーによって土壇場で同点に追いついた。

同点で迎えた9回のエンゼルスの攻撃。1死走者なしからマーティン・マルドナードがヒットで出塁すると後続が繋いで満塁と絶好のサヨナラの場面を迎えた。ここで打席に立ったのはこの日、ここまで4打数無安打のジャスティン・アップトン。この回から登板した4番手、ブラッド・ブラックの3球目のスライダーをレフトへと運び、劇的なサヨナラ勝ちとなった。彼の一打でチームの連敗は「4」で止まった。

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