北海道「手術記録は存在せず」

強制不妊、提訴予定の男性に

 旧優生保護法(1948~96年)下で障害などを理由に不妊手術が繰り返されていた問題で、手術を受けたとする札幌市の70代男性について、北海道が「手術記録などの資料が存在しない」との通知を出していたことが2日、弁護団への取材で分かった。男性側が情報開示請求をしていた。

 男性は同市北区の小島喜久夫さん(76)。19歳ぐらいのころ、市内の精神科病院で本格的な診察を受けないまま「精神分裂病」とされ、不妊手術を強制されたとしている。17日、国に損害賠償を求めて札幌地裁に提訴することを予定している。

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