核兵器廃絶を求める署名を毎年夏に国連へ届けている「高校生平和大使」が2日までに、ノーベル平和賞の候補になった。
平和大使は1998年から米国の国連本部、2000年からスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問し、通算167万7212筆分の署名を提出している。
関係者によると4月下旬、ノルウェーのノーベル賞委員会から正式に候補になったというメールを受けたという。市民団体「高校生平和大使派遣委員会」が今月10日にも発表する。
平和大使の活動実績を世界にアピールし核廃絶の機運を高めようと、大使経験者や支援者らが、昨年春から推薦に向けた本格的な準備を開始。今年1月、与野党の国会議員25人の推薦状を取りまとめてノーベル賞委員会に送付し、受理されていた。
ノーベル平和賞候補に高校生平和大使
- Published
- 2018/05/03 00:03 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 14:59 (JST)
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