働き方改革関連法案の質疑始まる 野党は終日欠席し抗議

自民党の田村憲久元厚生労働相に抗議する立憲民主党の西村智奈美衆院議員=2日、国会

 衆院厚生労働委員会は2日、安倍晋三首相が今国会の最重要課題に位置付ける働き方改革関連法案の質疑を始めた。主な野党は、加計学園問題など安倍政権の一連の不祥事を巡り国会審議を拒否しており、厚労委を終日欠席した。野党筆頭理事の立憲民主党・西村智奈美氏(新潟1区)は委員会を強行して開いたとして、高鳥修一委員長(6区)らに抗議した。

 高鳥氏はこの日、大型連休期間の谷間では異例ながら委員長職権で厚労委を開催。野党の質問時間に約4時間半が割り当てられていたものの、加藤勝信厚労相らが質問者を待ち続けて審議時間を進める「空回し」に踏み切った。

 そこに現れた西村氏が、委員会室を出てきた与党筆頭理事の自民党・田村憲久元厚労相に詰め寄り、「委員会は開ける状況にない。政府与党の責任で私たちが出席できる環境を整えるべきだ」と激しく抗議。田村氏も「国会は議論する場所だ。審議に戻ってほしい」と声を張り上げたが、折り合わなかった。

 その後、西村氏は委員長室で、高鳥氏に空回しを止めるよう要請。委員長室を出た西村氏は報道陣に「一言で言えば、受け止めてもらえなかった」と語った。

 高鳥氏は「厚労委は国民の健康に直結する問題を議論する場だ。審議に応じるようお願いするしかない」と話した。

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