アレナードの1試合2発5打点の活躍でロッキーズ圧勝

【ロッキーズ11-2カブス】@リグリー・フィールド

ナ・リーグ西地区首位のダイヤモンドバックスを追うロッキーズは1勝でも多く勝ち星を積み重ねていきたいところ。迎えたカブス戦ではダルビッシュ有と対決。なかなか調子が上がらない彼の隙をついてロッキーズ打線は序盤からダルビッシュに襲いかかった。特に今試合を通じて打棒を発揮したのはノーラン・アレナードだ。

「3番・三塁」でスタメン出場したアレナードは初回の第1打席、1死一塁の場面で打席に立つと初球のツーシームを瞬く間にセンターへと運び、チームに先制点をもたらした。その後、ロッキーズはチャーリー・ブラックモンのタイムリーで3点目を取るとトレバー・ストーリーやクリス・アイアネッタにも一発が飛び出すなどダルビッシュから6得点し5回途中で降板させた。

ロッキーズ打線は後半にも打線爆発。8回には一気5点を取って試合を決めた。この回に最初に得点を生み出したのはアレナードの一発。1死一・二塁からカブスの4番手、ルーク・ファレルのフォーシームを今度はレフトスタンドまで飛ばし今試合2本目となる本塁打を記録した。彼の一発でさらに勢いづいた打線はヘラルド・パーラのタイムリーなどでさらに2点を追加したロッキーズは試合終了時には2桁15安打11得点とカブスを圧倒していた。この日、2本塁打のアレナードは6打数3安打5打点の大暴れで連勝の立役者となった。

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