2度目のCL決勝進出のクロップ データから読み取れる“不安要素”とは

リヴァプールにビッグタイトルをもたらせるか photo/Getty Images

今季のUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)の準決勝で、ローマに勝利したリヴァプール。同クラブは26日に行われる決勝戦でレアル・マドリードと対戦する。

自身2度目のCL決勝進出を果たしたユルゲン・クロップ監督(リヴァプール)だが、同監督には決勝戦に関する不吉なデータが存在する。直近の6シーズンでカップ戦のファイナルを5度経験している同監督だが、その全てに敗れているのだ。

今季のCL本選(12試合)で40得点と、爆発的な攻撃力を誇るリヴァプールだが、前述のローマ戦で試合終盤に失点を重ねるなど、手堅い試合運びができているとは言い難い。百戦錬磨のレアル・マドリードと対峙するクロップ監督だが、苦手とする決勝戦で冷静に戦況を見極め、リヴァプールにタイトルをもたらすことができるだろうか。同監督の真価が問われていると言っても過言ではないだろう。

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