3日にUEFAヨーロッパリーグの準決勝(2ndレグ)が行われ、RBザルツブルクが本拠地でマルセイユと対戦した。2ndレグを終えた段階で2戦合計スコアが2-2となり、試合は延長戦に突入。116分にマルセイユのDFロランド・フォンセカがゴールを奪い、同クラブがそのまま逃げ切った。
コーナーキックで決勝点を挙げたマルセイユだが、直前に下された判定が物議を醸している。115分にアンドレ・ザンボ・アンギッサ(マルセイユ)が敵陣でシュートを放ち、ボールは相手選手に当たらずにゴールラインを越える。ザルツブルクのゴールキックで試合が再開されると思われたが、主審はマルセイユにコーナーキックを与え、直後のプレイが同クラブの決勝点に繋がった。この判定を受け、オランダメディア『VP』は「マルセイユは不可解な判定のおかげで勝利を手にした。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)を早急に導入すべき」との見解を示している。
選手の技術やプレイスピードが格段に向上した現代サッカーにおいて、審判が肉眼のみで正確な判定を下すことへの限界説が各方面で唱えられている。欧州のコンペティションへのVAR導入に慎重な姿勢を示しているUEFA(欧州サッカー連盟)だが、大一番で誤審が発生してしまった以上、導入を急ぐべきなのかもしれない。
参照元:youtube(当該場面は6分16秒~)
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