30歳のリオネル・メッシにとって、今夏のロシアワールドカップは優勝する最後のチャンスとなるだろう。4年後もプレイすることは可能だろうが、ピークは明らかに過ぎているはずだ。アルゼンチン代表を優勝へ導くにはロシア大会しかない。
当然アルゼンチンのサポーターもメッシに大きな期待をかけているが、アルゼンチン代表を指揮して1978アルゼンチンワールドカップを制したセサル・ルイス・メノッティ氏は、ワールドカップを獲得できなくてもメッシは偉大な選手だと主張している。
スペイン『MARCA』によると、メノッティ氏は「ディ・ステファノはW杯を獲得しなかったし、オマル・シボリもそうだ。メッシがW杯を制することを願っているが、彼の歴史は獲得した20のタイトルやゴールが物語っている。歴史に残る偉大な選手の仲間入りをするうえで彼にW杯は必要だと思わない。もうすでにそこに入っているよ」と語っている。
W杯を制覇しなければディエゴ・マラドーナは超えられないといった意見も目立つが、メッシはロシア大会で何を見せてくれるのか。チーム状態はあまり良いとは言えないだけに、余計にメッシへプレッシャーがかかることになるだろう。
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