シーズン当初に比べるとリヴァプールの守備は安定するようになったが、やはり冬に獲得したDFフィルジル・ファン・ダイクの存在が大きいのだろう。7500万ポンドもの移籍金で獲得されたファン・ダイクは最終ラインで重要な仕事をこなしており、空中戦や1対1の対応にも安定感がある。
英『TalkSport』によると、元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏もファン・ダイクがリヴァプールのカギを握る選手だと考えている。チャンピオンズリーグ決勝ではレアル・マドリードと対戦するが、こうしたビッグゲームで7500万ポンドの価格が適切なものだったのかジャッジされることになるとの見方だ。
「ファン・ダイクは非常に大きな仕事を抱えている。ロヴレンは極めて不安定だと思っている。彼に完全な信頼を置くことはできない。若いサイドバックの2人もそうだ。ファン・ダイクは高額な資金で獲得された選手で、こうしたゲームでジャッジされることになるだろう」
ファン・ダイクは現時点でも十分な働きを見せているが、ここまでくればクリスティアーノ・ロナウドを中心とするレアル攻撃陣も抑え込んでほしいとサポーターは願っている。ファン・ダイクを中心とする守備陣がどこまで粘れるかが決勝のポイントとなりそうだが、7500万ポンドの支払いが大正解だったと周囲を納得させられるか。
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