プーホルスの通算3000安打達成試合はエンゼルスが快勝

【エンゼルス5-0マリナーズ】@セーフコ・フィールド

日本時間5月5日、セーフコ・フィールドで行われたエンゼルスとマリナーズの試合で球界に偉大な記録が誕生した。エンゼルスのアルバート・プーホルスが通算3000安打を達成。メジャー18年の偉業をチームメイトだけではなく、球場内のファンも盛大に祝福した。彼の記録を讃えるために奮起したエンゼルスは最後までリードを守り切り完勝でプーホルスの記録に華を添えた。

前日の試合で1安打を記録し、通算2999本で迎えた今試合は「4番・一塁」でスタメン出場すると初回の第1打席では相手先発、マイク・リークの前にショートライナーに倒れる。4回の第2打席は四球で出塁、そして「その時」は5回に訪れる。

5回2死一塁で迎えた第3打席ではリークとの3度目の対決。カウント1-0からの2球目、外角低めのスライダーを巧く捉えライトへと運び、史上32人目の3000安打達成者となった。一塁に到達したプーホルスにマイク・トラウトらチームメイトが駆け寄り偉業を祝福した。歓喜の後は「5番・DH」として出場していた大谷翔平がチーム3得点目となるタイムリーツーベースを放ってプホルスが生還した。

試合はエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズが7回途中4安打無失点と好投し、今季4勝目。一方のリークは6回途中7安打3失点と3敗目を喫した。ちなみに大谷は4打数2安打1打点で勝利に貢献した。。

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