長崎北陽台 健闘8位 サニックスワールドユースラグビー 県勢過去最高 国内外強豪と好勝負

 国内外の高校ラグビーチームの強豪が集う「サニックスワールドユース交流大会2018」は4月28日~5月5日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで行われ、2月の全九州新人大会2位で出場権を得ていた長崎北陽台は、長崎県勢過去最高となる8位で大会を終えた。
 豪州やニュージーランド、イングランド、南アフリカ、フィジーなどの国外勢8チーム、全国高校大会(花園)上位常連の桐蔭学園(神奈川)、東福岡、大阪桐蔭、東海大仰星(大阪)など国内勢8チームの計16チームが出場。予選リーグから、順位別の決勝トーナメントで競った。
 長崎北陽台は予選リーグの初戦でジエングオハイスクール(台湾)に41-7で快勝。2戦目はヘイスティングスボーイズハイスクール(ニュージーランド)に7点差で敗れたが、3戦目は東海大仰星に28-21で競り勝ち、2勝1敗の2位で1~8位決定トーナメントに進んだ。
 その後は豪州、南アフリカの国外勢2チームと桐蔭学園に敗れたが、岡崎、北平の両CTBらを軸にした堅守、ナンバー8山添、WTB田中怜、FB山口らの突破力、ロック亀井のラインアウトの強さなどを生かして、体格差で上回る相手に健闘した。
 優勝はラトゥカダヴレヴスクール(フィジー)。国内勢は大阪桐蔭の4位が最高で、東福岡は6位だった。

【5~8位決定予備戦、長崎北陽台ーフレイムズビーハイスクール】後半24分、敵陣に攻め込むナンバー8山添ら長崎北陽台のFW陣=グローバルアリーナ

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