グレイの好投でヤンキースは1998年以来の15試合で14勝

【インディアンス2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

5月になってもヤンキースの強さは衰えない。日本時間5月6日に行われたインディアンス戦で先発のソニー・グレイが6回4安打2失点の好投で今季2勝目を挙げる活躍をみせた。また、打線はインディアンスにわずか4安打に抑えられるも相手先発、トレバー・バウアーの制球難や相手失策の隙をついて勢いに乗りチームはさらに連勝を「5」に伸ばした。

グレイは日本時間4月8日のオリオールズ戦を最後に4試合勝ち星がない。なんとかこの流れを断ち切りたいグレイは初回の相手打線の攻撃を3人で抑える好投をみせ上々の立ち上がりをみせる。3回には1死満塁のピンチを背負うがジェイソン・キプニスを三振、続くホゼ・ラミレスは外野フライに抑えて事なきを得た。調子を上げたグレイは5回にフランシスコ・リンドーアに被弾、6回にも失点するも粘りの投球で降板するまで7奪三振を記録した。

ヤンキース打線は4回までバウアーから1本も安打を打てずにいたが、迎えた5回の攻撃。バウアーが突如として制球を乱し1死から四球とヒットが絡み1点を返すと相手のエラーやブレット・ガードナーの犠牲フライでこの回で4得点し逆転に成功した。7回にも1点を追加したヤンキースは5対2のままリードを守り切った。

今回の勝利でチームは15試合で14勝と驚異的な数字を記録。ちなみにこれはヤンキースが世界一になった1998年以来のものとなる。当時は日本時間6月25日から7月13日にかけて15試合で14勝を達成している。この勢いで1998年世界一の再現となるか、20年ぶりの快挙にチームは盛り上がった。

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