振動や塩害に耐える監視カメラ用投光器、オプテックスが開発

滋賀県大津市に本社を置くオプテックスは、耐振動・耐塩害・耐温度モデルの投光器「Vario2 エクストリームシリーズ」をグローバル展開。国内は5月14日から販売する。

国内では、空港、鉄道などの交通機関や、ダム、道路、港湾などのインフラで、安全確保とセキュリティ対策に監視カメラの普及が加速していいる。

同社は、世界で年率10〜15%成長しているという監視カメラの分野で、撮像精度を向上させるカメラ用補助投光器「Vario2エクストリームシリーズ」を開発。

機械的衝撃や振動への耐性、重耐塩、幅広い動作温度範囲に耐えられるような設計で、耐振動性はIEC60068-2-64(JIS同等規格:JIS C 60068-2-64)をクリア。

飛来塩分が高濃度である沿岸部やその地域に求められるレベルの重耐塩、-50℃〜+ 75°Cという動作温度範囲を持つ。

また、カメラの画角や撮像距離に応じて、全画面に均一な照度を露光する光学技術(Hotspot Reduction Technology)を標準搭載した。

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