数年前は厄介者扱いされることも少なくなかったが、フランスのニースで復活したFWマリオ・バロテッリの人気が高まっている。
バロテッリは2016年夏にミランを離れ、ニースへ移籍。ニースはビッグクラブとは言えない存在で、バロテッリのことを終わった選手と捉えたサッカーファンも少なくなかったはずだ。しかしバロテッリはニースで大活躍を見せており、昨季は17得点、今季は24得点を記録している。
現在はリーグ戦で7位とやや苦戦気味だが、昨季は3位に入ってチャンピオンズリーグ出場権を手にしている。これにバロテッリが大きく貢献したのは間違いない。その活躍もあり、仏『France Football』はイタリア国内でバロテッリの評価が上がってきていると伝えている。
バロテッリとニースの契約は今季限りとなっており、インテルやローマ、古巣のミランまでもが獲得に興味を示しているという。インテルはチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるかどうかが1つのポイントで、できなかった場合はエースのマウロ・イカルディが退団する恐れもある。その代役にバロテッリが浮上している。
バロテッリ側もイタリアの複数クラブから関心の声があることを明かしていたが、いずれもビッグクラブだ。フランスで少し大人になったバロテッリが再びイタリアの地で暴れる日も近いか。
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