くら寿司、天然魚のあらフル活用

養殖魚の飼料に

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 回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくらコーポレーションは9日、国産天然魚を加工した後に残る骨や頭部などのあらを、養殖魚の飼料に活用する事業を始めたと発表した。飼料を使って育てたブリとサーモンのすしを、11日から数量限定で販売する。

 同社の加工センターで出るあらは年間約600トンに上るが、従来は全て廃棄していた。事業では魚粉やエサの製造会社があらを飼料にし、水産商社を通じ養殖漁業者に引き渡す。

 担当者は「将来的に飼料のコストを下げれば、漁業者に負担をかけずに養殖魚の仕入れ値を抑えられる」と期待した。