ロッキーズ先発陣が9試合連続QS達成 チームは6連勝

【エンゼルス2-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

高地に位置するクアーズ・フィールドを本拠地とするため、毎年のように投壊に苦しんできたロッキーズだが、その姿は過去のものとなったのかもしれない。日本時間5月9日のエンゼルス戦に先発したジョン・グレイは7回99球を投げ、被安打4、奪三振8、与四球1、無失点の快投を披露して今季4勝目をマーク。グレイがクオリティ・スタートを達成したことにより、ロッキーズ先発投手陣は9試合連続クオリティ・スタートの球団新記録を樹立した。期間中の先発投手陣は平均6.8イニングを投げて防御率1.92。今季の先発防御率3.71はリーグ6位に位置している。

ロッキーズ先発投手陣の快記録は日本時間4月29日のマーリンズ戦から始まった。この試合で先発したヘルマン・マルケスが6回3失点(自責点1)と力投し、そこからチャド・ベティスが7回2失点、カイル・フリーランドが7回3失点、グレイが7回1失点、タイラー・アンダーソンが7回2失点、マルケスが6回2失点、ベティスが7回無失点、フリーランドが7回2失点で球団タイ記録。この8試合はいずれもアウェイでの試合だったが、本拠地クアーズ・フィールドに戻った今日の試合でもグレイが7回無失点と好投し、新記録樹立となった。「無駄な四球を出さず、積極的に打者を攻めていることが好投に繋がっていると思う」とグレイは先発投手陣を代表して好投の秘訣を口にしていた。

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