今夏の移籍市場で、マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀の争奪戦が、プレミアリーグ勢によって繰り広げられることとなるかもしれない。
4月29日に行われたブンデスリーガ第32節のRBライプツィヒ戦(3-0)では、PK奪取やアシストなど得点に絡む活躍を見せ、勝利に貢献した武藤。チームを残留圏内へ浮上させると、翌33節のドルトムント戦(2-1)では、決勝ゴールを決めてマインツの1部残留を確定させた。なお、武藤は今季ここまでリーグ戦26試合に出場して8ゴールを記録ている。
そんな武藤には、プレミアリーグのニューカッスルが興味を示していると、以前地元メディアが報じていた。だがここにきて、同じくプレミアリーグに所属するウェストハムも武藤に興味を示し、今夏の獲得に乗りだろうとしているようだ。英『DAILY EXPRESS』の報道を元に、移籍情報サイト『transfermarkt』などが伝えている。
「機会があれば挑戦したい」と述べ、移籍に前向きな姿勢を見せていた武藤。所属クラブも容認する構えがあると地元メディアが報じていたが、今夏の移籍は実現するのだろうか。