カブスが17安打13得点で大勝 ブライアント通算100号

【マーリンズ4-13カブス】@リグリー・フィールド

カブス打線がマーリンズ投手陣に17安打13得点の猛攻を浴びせ、本拠地リグリー・フィールドでのマーリンズ3連戦をスイープした。クリス・ブライアントの通算100号アーチで初回に1点を先制したカブスは、3回裏に打線が爆発。アンソニー・リゾーの5号スリーラン、アディソン・ラッセルの1号ツーランなどで一挙8得点のビッグイニングとした。リゾーは4回裏と6回裏にタイムリー二塁打を放ち、3安打5打点の大活躍。投げては先発のホゼ・キンターナが6回1失点の安定したピッチングで今季4勝目をマークした。一方、マーリンズ先発の陳偉殷(チェン・ウェイン)は3本塁打を浴び、3回9失点の大炎上で今季2敗目を喫した。

カブスの若きスター三塁手が節目の一発でチームに先制点をもたらした。1回裏一死走者なしの場面で陳から放った今季6号は、通算100号となる節目の一発。ブライアントは2015年5月9日(現地時間)に記念すべきメジャー初本塁打を放っており、それから丸3年で通算100号に到達したことになった。通算100号は球団史上22人目の快挙だが、通算487試合目での到達は球団史上最速。500試合目で到達したアーニー・バンクス、611試合目で到達したビリー・ウィリアムスといったチームを代表する名選手を上回り、ブライアントが名門球団の歴史に新たな1ページを刻んだ。

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