住友金属鉱山の設備投資、今期16%減の630億円

 住友金属鉱山は10日、18年度の設備投資額(海外資源金属プロジェクト投資含む)が前期比15・5%減の630億円になると発表した。主な投資案件はニッケル酸リチウム増強に112億円(総額220億円)、クロマイト回収事業に10億円(総額35億円)、菱刈鉱山下部鉱体開発6億円(総額37億円)。

 事業別では資源が324億円、製錬が192億円、材料が190億円、その他が40億円。

 菱刈鉱山下部鉱体開発は、工事遅延により鉱石採掘開始時期を当初計画の18年から22年へ、投資額を32億円から37億円に変更した。

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