今季からエールディヴィジのフローニンヘンでプレイを始めた日本人MF堂安律は、リーグ戦で9得点を挙げる活躍を披露した。エールディヴィジ1年目からこれほどインパクトを残したことにオランダのファンも驚いたことだろう。
オランダ『ELFvoetbal』は今季からエールディヴィジでプレイをスタートさせた選手たちを対象とした新人ベストイレブンを作成しているが、その中には堂安も含まれている。今季の活躍を見れば妥当だろう。
GK
ラース・ウンナーシュタル(VVVフェンロ)
DF
ニコラス・タグリアフィコ(アヤックス)
マクシミリアン・ウーバー(アヤックス)
アンヘリーノ(NACブレダ)
パブロ・マリ(NACブレダ)
MF
フレドリク・ミットシエ(AZ)
メイソン・マウント(フィテッセ)
堂安律(フローニンヘン)
FW
ドニス・アヴディヤイ(ローダJC)
イルビング・ロサノ(PSV)
ビヨルン・ヨハンセン(ADOデン・ハーグ)
スコットランドのハーツから加入し、今季リーグ戦得点ランク2位となる19得点を挙げたヨハンセン、新人選手ではそれに次ぐ17得点を挙げたロサノは今季エールディヴィジで大きなインパクトを残した選手だ。
また、武者修行の場に使われやすい環境だけあってレンタル移籍の選手も多い。アンヘリーノとマリのNACブレダの2人はマンチェスター・シティからレンタル移籍している選手だ。ローダJCの21歳FWアヴディヤイはシャルケからのレンタルだ。19歳のフィテッセMFメイソン・マウントもチェルシーからレンタル移籍でやってきている。
そうした選手たちは所属元でのブレイクを狙っているはずで、今季これだけの活躍を見せることができたのは大きい。堂安はガンバ大阪からの完全移籍が決定したが、この11人は将来的にもっと大きなクラブで活躍する可能性を秘めている。
同メディアは特に話題もなかった今季のフローニンヘンにとって堂安が来季もユーロボルフ(フローニンヘンのスタジアム)に残ってくれることが最高の話題と伝えており、完全移籍を喜んでいる。堂安は来季さらなる活躍が期待され、ここを踏み台に大きく飛躍してほしいところだ。
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