13日にかけて天気下り坂 

先日、鎌倉の海岸に大量に打ち上がったという中央に青い線が入った物体。それは、「カツオノエボシ」というクラゲの一種で、別名「デンキクラゲ」。このクラゲに刺され、ショックで亡くなった方がいるくらいの猛毒を持つ危険な生物です。カツオノエボシは、水面で浮いて生活しているので、ある程度の強い南風が吹くと浜に上がることが多いのだとか。

13日(日)にかけて、西から南寄りの風が強まる見込み。南風は雨雲のもとになる湿った空気も運んでくるので、各地次第に雨となり、特に近畿や東海で局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降りそうです。14日(月)になると天気は回復へ向かいますが、海に行くと浜に上がったカツオノエボシを発見することになるかもしれません。(見つけても絶対に触らないようお願いします。)

気象予報士・中村 美公

画像について:13日の天気予報。

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