最も輝いていたのは”モウリーニョ時代” ヴェンゲルの後任は天才エジルを100%活かせ

アーセナルのエジル photo/Getty Images

アーセナルは今季限りでアーセン・ヴェンゲル体制が終了することになるが、後任となる指揮官には1つ重要なミッションがある。それはMFメスト・エジルの能力を最大限引き出すことだ。エジルはアレクシス・サンチェスが所属していた頃より、アーセナルでは特別な扱いを受けてきた。サポーターによって見方は変わるだろうが、プロフィール的にはこの2人がアーセナル最高の選手と捉えられてきたのだ。

しかし、そんな期待度に比べてエジルのパフォーマンスには波がある。何よりサポーター、さらには一部のクラブOB陣がエジルのパフォーマンスに納得していない。ドイツ代表で見せている輝きとは違う部分があり、ヴェンゲルはエジルの能力を最大限引き出せていたとは言い難い。

米『ESPN』は、アーセナル史上最高額となる週給35万ポンドを受け取るエジルの能力を引き出し、優勝争いに絡んでいくことが後任指揮官のミッションと伝えている。求められる人材としては、エジルのお尻を叩くことのできる厳格な指揮官だ。同メディアはエジルが最も輝いていたのはレアル・マドリード時代と主張しているが、当時チームを指揮していたのはジョゼ・モウリーニョだ。モウリーニョは選手への要求も厳しく、アメとムチならムチを使う方が多い。そうした厳しいタイプの指揮官の方がエジルを奮い立たせることができるのではないかと同メディアは分析している。

果たしてヴェンゲルの後任となる指揮官はサポーターの誰もが納得するエジルを引き出すことができるのか。現陣容でアーセナルが優勝を狙うにはエジルがチャンスメイクを量産するしかないだろう。

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