現在ドイツ代表にとって悩みの種となっているのはGKマヌエル・ノイアーの状態だ。2014ブラジルワールドカップ制覇にも大きく貢献したノイアーは、紛れもない世界トップクラスのGKだ。バルセロナでマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが絶好調とはいえ、ノイアーをロシアに連れて行けるのならば大きい。しかしノイアーは怪我で今季の大半を離脱しており、ほとんど試合に出場していない。
それでも独『Bild』によると、自身もGKとしてワールドカップを経験した元ドイツ代表のイェンス・レーマンは、ギリギリまでノイアーの状態を見るべきと考えている。
「出来る限り待つべきだ。彼がフランクフルトとのDFBポカール決勝、そして2つの国際親善試合に出場できるのなら、十分だろう。オーストリア、サウジアラビアとのゲームには出ておくべきで、それができなければW杯でプレイすることはないというのが私の意見だ」
バイエルンは19日にフランクフルトとのDFBポカール決勝を戦い、6月に入ってから2日にオーストリア代表、8日にサウジアラビア代表とのテストマッチを予定している。ここでノイアーをテストすることも可能だが、いずれにしてもギリギリだ。ノイアーも試合勘が確実に鈍っているだろうが、代表監督ヨアヒム・レーヴは最終的にどのような判断を下すのか。
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