『FourFourTwo』は13日、「ディルク・カイトは、スティーヴン・ジェラードがいい監督になると確信していると話した」と報じた。
来季スコットランド・プレミアシップの名門グラスゴー・レンジャーズで初めて監督を務めることになったジェラード。
かつてリヴァプールで彼とともにプレーした経験を持つカイトは以下のように話し、監督としての成功を予測したという。
ディルク・カイト 「スティーヴン・ジェラードは、私がこれまでともにプレーしてきた中で最も偉大な男だ。
彼からは多くのことを学ばされたよ。絶対的な象徴となる男だ。
そして、彼はこれから素晴らしい監督になっていくだろうと確信しているよ。
リヴァプールでは、次の試合に向けたメンバーのリストがドレッシングルームの壁に吊るされていたんだ。
あのときは16名しか登録できなかった。11名のスタメンと、サブが5名だ。
ある日、私とジェラードが一緒にその紙を見たんだ。彼の名前はそこになかった。
ジェラードは自分の荷物を抱えて言ったんだ。『君たち、明日は多くの幸運が訪れることを祈るよ』と。そして出ていった。
彼は何の感情も見せず、叫びもせず、罵りもせず、ドアを叩きもしなかった。ただ家に帰った。
次に彼が練習に出てきたとき、最初にやったことは何か。
彼は選手全員に『おめでとう』と言ったんだ。3ポイントを獲得したことに対してね。
それから彼は練習に向かい、信じられないほど努力した。いつだって次の試合に集中していたね」