カガヤ、盛岡工業団地に新工場 19年2月稼働目指す

 カガヤ(本社・盛岡市、社長・加賀谷浩一氏)は、盛岡市渋民の盛岡工業団地内に新工場の建設を計画し、このほど福田組の施工で着工した。

 同社は同市芋田武道にある本社・武道工場と盛岡工業団地の団地工場の2カ所に、合わせて11工場を有している。今回の計画は、盛岡工業団地内にある塗装を行う第7工場、および形鋼一次加工を行う8工場を解体し、跡地及び隣接地に新工場を建設するもの。建設規模はS造平家建で、延べ床面積は本社・武道工場と同規模の約9500平方メートルを見込んでいる。工事は4月下旬に着工し解体はすでに完了、現在は基礎杭打ち工事に入っている。

 新工場・新設備の導入で省力化とともに、生産性・品質の向上を図る方針。今後、年内の施設完成、来年2月の本稼働を目指す。なお、設計は中居敬一都市建築設計が担当した。

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