ニューカムが6回無失点 連続無失点は20イニングに

【ブレーブス4-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

5月に入って2先発連続で6イニング以上&無失点と好投しているショーン・ニューカム(ブレーブス)が日本時間5月14日のマーリンズ戦で再び好投。6回102球を投げてマーリンズ打線を1安打無得点に抑え、今季4勝目をマークするとともに、4月の最終登板の最終イニングから継続中の連続無失点を20イニングに伸ばした。この日はカーブやチェンジアップの制球が今一つだったものの、自慢の速球に威力があり、マーリンズ打線を圧倒。被安打は2回裏にブライアン・アンダーソンに許した二塁打1本だけだった。ブレーブスはマーリンズ4連戦を3勝1敗で終え、ナ・リーグ東部地区の首位をキープしている。

ニューカムの好投が目立ったブレーブスだが、最終的に1点差で逃げ切ったことを考えると、9回表に代打で登場したプレストン・タッカーのタイムリー内野安打が大きかった。ブレーブスは9回表に一死一、三塁のチャンスを作り、ここで投手の代打としてタッカーが登場。タッカーは2球目のフォーシームを一二塁間へ弾き返し、二塁手のスターリン・カストロがこの打球をグラブに当てて弾いている間に、三塁走者のカート・スズキが4点目のホームを踏んだ。9回裏は無死一、二塁のピンチでクローザーのアローディス・ビスカイーノがマウンドに上がったものの、一死後にジャスティン・ボーアに8号スリーランを被弾。タッカーのタイムリー内野安打は大きな意味を持つ一打となった。

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