はしか 1歳児3人 計97人に、連休の影響注視

 沖縄県保健医療部は14日、新たに3人に麻疹(はしか)の感染が確認されたと発表した。県内では4年ぶりとなるはしかの感染が3月下旬に確認されて以降、患者は計97人となった。県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「連休中の影響が出てくるのはこれからなので、引き続き慎重に発生状況を見ていきたい」としている。

 新たに判明した3人はいずれも1歳で、北部保健所管内に住む女児と沖縄市の男児、南部保健所管内の男児。北部管内の女児と沖縄市の男児は4月下旬に発熱し、医療機関の検査で感染が確認された。11日は県衛生環境研究所で7人を検査し、南部管内の男児1人が陽性だった。男児は4月に予防接種を受けていた。

 県は、これまでの患者97人の中に重症者が1人いたと明らかにした。20代男性で、集中治療室(ICU)で措置を受けた。ICUに入っていたのは1日だけで、現在は回復しているという。患者97人のうち84人は完治したとみられる。

 県内の薬品卸業者が抱えているワクチンの在庫は、14日時点で約1万4千本。県は、はしかにかかったことがなく接種回数が0~1回の人に早めの接種を呼び掛けている。