教会保全に100万円寄付 やまさ海運の伊達会長

 世界文化遺産へ登録される見通しとなった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産保全に役立ててもらおうと、やまさ海運(長崎市)の伊達秀則会長が10日、県に100万円を贈った。
 伊達会長は2015年度にも教会の保全のため、100万円を寄付しており、「地域活性化に役立ててほしい」としている。
 同社は3年前に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産、端島(軍艦島)の上陸クルーズを展開している。県庁で贈呈式があり、中村法道知事は「日ごろから観光振興を支えてくださり、大変ありがたい。大切に使わせていただく」と述べ、感謝状を贈った。

感謝状を受け取り笑顔を見せる伊達会長(中央)=県庁

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