日本代表のW杯メンバーに入ってほしい!「チームのためになれる」選手たち

ワールドカップ開幕までいよいよ30日ほどとなった。果たして西野朗新監督はどういった日本代表メンバーを選ぶのか。

ここでは、2010年大会で驚きのメンバー入りとなったGK川口能活のように、最近の招集実績を抜きに、チームのためになるであろう存在として是非招集してほしい選手を考えてみた。

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中村憲剛(川崎フロンターレMF/37歳)

「必要」かどうかは微妙なところだが、いろんな意味で見てみたいと思えるのが中村憲剛だ。

そのパスセンスは日本有数であり、チームの流れを変えるジョーカーとしての起用も◎。体力やコンディションも全く問題ではなく、おそらくすんなりとチームに馴染むことができるはずだ。

現実的に見た時、日本を最も良い方向に導くことができるベテランはこの男しかいないだろう(編集部S)。

今野泰幸(ガンバ大阪MF/35歳)

今状態があまり良くないことはわかっている。しかしそれでも、今野はワールドカップに呼んでほしい存在の一人だ。

怪我以降はまだ本調子ではないが、試合には出ているし、来月には間に合うだろう。コンディションも上げられる。そして、その姿を見せることでチームの士気も上がるのではないか。

もちろん復活すれば戦力としても計算できる。ワールドカップの経験者でもある。準備期間が少ない中、彼を連れて行くことは必ずメリットになるはずだ(編集部K)。

内田篤人(鹿島アントラーズDF/30歳)

「ベテラン」という言葉は年齢ではなく経験値の高さをもとにしている。

その点でいえば、“今あるもの”を最大限活用しなければならない状況において、内田篤人の経験はチームにとって必ずプラスとなるはずだ。

2010年、2014年と過去2大会に出場。その間欧州で様々な舞台を踏み、今回のワールドカップにかける思いも強い。

戦力としても現状サイドバックには酒井宏樹と長友佑都がいるが、彼らに何かあった場合代わりを務められる選手がいるかというと正直不安のほうが大きい。

内田は世界で戦うための確固たる基準を自分の中に持っている選手の一人であり、招集をぜひ選択肢に入れてほしい(編集部O)。

楢崎正剛(名古屋グランパスGK/42歳)

ワールドカップ4大会を経験している大ベテラン守護神。日本のGKとして川口と並び史上最高の経験値を有する。

ただ、今季はオーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラックの加入もあり、1試合も出場していない。現実的ではないかもしれないが、全てを経験してきた彼だからこそ見せられる姿があるはず(編集部I)。

森脇 良太(浦和レッズDF/32歳)

ワールドカップの出場経験なし。ケガで今季たった15分の出場に留まっている森脇だが、彼には何ものにも代え難い実績がある。

そう、2011年のアジアカップだ。同大会の全6試合、一度もピッチに立つことはなかった。しかし、「気持ちには引力がある」が口癖の恩師・森山佳郎の魂を継承するこの男はベンチで比類なき存在感を示し、我が国をアジアの頂点へと導いた(個人の感想です)のである。

現在、日本サッカー界はハリルホジッチ氏の電撃解任により支持派と反対派による分断状態にある(個人の感想です)が、森脇であれば自ら率先してピエロとなり、きっと我々を一つに結束させてくれるに違いない。槙野と揃えば効果倍増の特典付きだ(編集部H)。

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