ヒーニーが8回10奪三振の好投 エンゼルス1点差を制す

【アストロズ1-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

前カードのツインズ4連戦を2勝2敗で終えたエンゼルスは昨年の王者、アストロズを迎えての3連戦を迎えた。今試合ではエンゼルス先発、アンドリュー・ヒーニーが8回1失点、10奪三振の好投で今季2勝目を挙げた。強打・アストロズ打線をわずか4安打に抑え、先発ローテーションを守る投手の意地をみせた。

序盤2回を無安打に抑えていたヒーリーは1対0とリードした場面の3回、無死二塁からマックス・スタッシにタイムリーを浴びて1点を失う。その後は後続を三振、併殺に抑えてこの回を最小失点で切り抜けた。ピンチを脱したヒーリーは走者こそ出すものの、シンカーやチェンジアップと緩急を使った投球でアストロズ打線に得点を与えず8回まで投げ切った。

3回に同点に追いつかれたエンゼルスだったが、打線は6回に2死一・二塁からジャスティン・アップトンにタイムリーが出て2対1と勝ち越しに成功。アストロズ先発、ランス・マッカーラーズJr.の前に4安打に抑えられるも彼から取った2点が試合を決定づける形となった。対するアストロズはスタッシのタイムリー以降は5回の無死二塁の得点チャンスをモノにすることができず、接戦を落としチームの連勝が止まった。

© MLB Advanced Media, LP.