長崎県松浦市志佐町の市立図書館を拠点に本の読み聞かせなどに取り組む「まつうら図書館きらきら塾」(森三佐子代表)がこの春、子どもの読書活動を進める優秀実践団体として本年度の文部科学大臣表彰を受けた。
同塾は、住民目線で図書館のあるべき姿を考え、運営をサポートする市民団体として2011年1月に設立。同年5月に本の読み聞かせをスタートし、その後も定期的な図書館行事などを開いている。
表彰は、子どもが読書への興味を持ち、親しみを広げることのできる取り組みを実践する学校や図書館、団体・個人の功労をたたえるもの。同塾は団体・個人の部門で表彰を受けた47団体・6個人の一つで、本年度では県内唯一の受賞となった。
14日夕、森代表らメンバー5人が市役所を訪れ、友田吉泰市長に受賞を報告。友田市長は「活動は子どもたちに本と触れ合う機会を与え、豊かな心を育むことにつながっている」と感謝を伝えた。森代表は取材に「子どもだけでなく大人も含め、市民の日常に読書があるといいと思う。今後も普及に努めたい」と話した。
「まつうら図書館きらきら塾」大臣表彰 子どもの読書活動推進
- Published
- 2018/05/16 00:05 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 15:08 (JST)
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