1試合も出場できなかった今季後半戦 浅野拓磨はシーズンが終了した今、何を思う

悔しいシーズンを送った浅野 photo/Getty Images

シュツットガルトで苦しい日々を送った日本代表FW浅野拓磨が、2017-18シーズンを振り返っている。

アーセナルからレンタル移籍でシュツットガルトへ加入した浅野。レンタル2年目の今季、序盤戦はまずまずの出場機会を得られていたが、今年1月に指揮官がハネス・ヴォルフ監督からタイフン・コルクト監督に代わると、まったく出場機会を与えてもらえず。ベンチにすら入れない日々が続いた。その結果、今季は公式戦18試合に出場し、2ゴール2アシストにとどまっている。

そんな浅野が15日に自身の公式Instagramを更新。「5月12日のバイエルン戦で今シーズンも終わりました!」と報告した上で、「今シーズンは今までにないくらいの難しさ、厳しさ、悔しさを感じたシーズンになりました。特に後半戦は1試合も出場する事ができませんでした」と心境などを明かした。

ただ「それでも苦しいと思ったことは一度もありません。それを自分に言い聞かせているのかもしれないからこういう感情を本当は苦しいというのかもしれません。でも僕はこういう難しくて厳しくて悔しいと感じることが楽しいと思っています」と話しており、「今の自分がこれからどう這い上がっていけるのか、未来の自分がどうなっているのか、自分で自分に期待をしています」と前向きな姿勢を見せている。

そして「だからこそ今はその未来をより良いものにできるよう目の前のことに100%で、全力で取り組みたいと思う。それがたとえ周りに評価されなくも、どんなに微力なことでも自分が納得のいく未来の自分を作れるように」と意気込みも語った。

最後に、支えてくれている人々に「1人でしようと思っても限界があると思います。僕はなんで頑張るということができているのか。それはファン、サポーター、指導者、代理人、マネージャー、チームメイト、友人、家族の支え、サポート、応援があるからです。僕にとってそれがなによりの力になり、原動力です。今自分がサッカーやいろいろなことに対して頑張れていることに感謝しています。みなさん、本当にありがとうございます!」と感謝の意を述べつつ「その感謝の気持ちをいつかみなさんに恩返しができるよう引き続きコツコツと目の前のことに対して100%で笑顔を忘れずに頑張っていきたいと思います!」と今後の飛躍を誓っている。

はたして、浅野は今季の悔しさをバネに、来季は飛躍を遂げることができるのか。

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