ベリオスが8回途中10Kの快投 ツインズ逆転勝利

【カージナルス1-4ツインズ】@ターゲット・フィールド

直近4先発で防御率8.84と不振に陥っていたホゼ・ベリオス(ツインズ)が日本時間5月16日のカージナルス戦に先発。3回表にカーソン・ケリーにタイムリーを浴びて先制を許したのものの、それ以降はカージナルス打線にヒットすら許さず、8回途中まで102球を投げて被安打2、奪三振10、与四球1、失点1という見事なピッチングで今季4勝目をマークした。ツインズ打線はカージナルス先発のジャック・フラハティを打ちあぐねていたが、6回裏にエドゥアルド・エスコバーのタイムリーで同点に追い付き、7回裏にはカージナルスのリリーフ陣を攻略して3点を勝ち越し。このリードを守り抜き、4対1で勝利を収めた。

女房役としてベリオスの好投を引き出し、7回裏に1号ツーランを放ったボビー・ウィルソンは「今日はみんなが見慣れているベリオスだったね。エース級の能力を示してくれた。変化球のキレは素晴らしかったし、チェンジアップも良かった。速球のコマンドも良くなっていたね」とベリオスの好投を絶賛した。カージナルス打線に許したヒットは3回表の2本だけで、その他に許した走者は1四球と1死球による2人だけ。全く危なげのないピッチングでカージナルス打線を圧倒した。なお、ツインズはこの勝利により、地区首位のインディアンスとのゲーム差を0.5に縮めている。

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