「震災廃棄物減免制度」悪用疑い 業者を初摘発

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 熊本地震の震災廃棄物減免制度を悪用したとして、熊本東署と県警生活環境課などは16日、廃棄物処理法違反(無許可収集)と詐欺の疑いで、熊本市東区戸島西、廃棄物収集運搬業の男(63)と、同区南町の男(37)を逮捕した。

 同制度を悪用した疑いで業者が摘発されるのは県内で初めて。

 逮捕容疑は、2人は共謀し、昨年9月23日、大津町の許可を受けずに、同町の会社の寮から処分を依頼された布団や衣類など約2・7トンの一般廃棄物を約60万円で収集。この廃棄物を同日、熊本市の東部環境工場に持ち込み、同市で発生した震災廃棄物に適用される「廃棄物処理手数料減免承認書」を使用して、不正に処理手数料約4万円の支払いを免れた疑い。

 署によると、2人は「ほかにも同じようなことをやった」と供述しており、余罪についても調べる。今年1月に市からの通報を受け、捜査していた。

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