ロシアW杯指名の主審、買収で永久追放に…今季Jクラブの試合も裁く

『WA today』など各メディアは16日、「サウジアラビアの審判ファハド・アル・ミルダーシが永久追放になった」と報じた。

ファハド・アル・ミルダーシは1985年生まれの審判。2011年からFIFAの国際主審を務めてきた人物だ。

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ACLや国際親善試合、アジアカップ、U-20ワールドカップなどで主審を担当し、昨年はコンフェデレーションズカップでも笛を吹いていた。

彼は先週の土曜日、ジッダで行われたキングス・カップ決勝戦のアル・イティハド対アル・ファイサリーで不正を試みたとのこと。

アル・イティハドの会長ハマド・アル・シナーイー氏に対し、彼はSNSのWhatsAppで賄賂を要求していたという。

それがサウジアラビアサッカー連盟に報告されたことで、アル・ミルダーシ氏は拘束され、キングス・カップ決勝は審判部長のマーク・クラッテンバーグが担当した。

アル・ミルダーシは捜査の結果不正を持ちかけたことを自白し、これによってサウジアラビアサッカー連盟から永久追放処分を受けることになった。

なお、アル・ミルダーシは今年のAFCチャンピオンズリーグで蔚山現代対川崎フロンターレ、ブリーラム・ユナイテッド対セレッソ大阪を担当。

1月に行われたAFC U-23選手権でも日本対北朝鮮の試合で主審を務めている。

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