打線爆発&ハップ快投 ブルージェイズが12得点で大勝

【ブルージェイズ12-1メッツ】@シティ・フィールド

日本時間5月17日のメッツ戦、ブルージェイズは1点リードで迎えた試合中盤に打線が爆発し、4回からの3イニングだけで8得点。9回表にはリチャード・ウーレイナの1号スリーランで3点を追加し、15安打の猛攻で12対1の大勝を収めた。先発したJ.A.ハップは今季最多タイとなる10三振を奪い、7回無四球無失点の快投で今季5勝目をマーク。今季のブルージェイズは4得点以下に終わった試合で4勝21敗と大きく負け越しているものの、5得点以上の試合では18勝0敗といまだ無敗をキープしている。

15安打12得点の猛攻を見せたブルージェイズ打線を牽引したのは3番打者のジャスティン・スモークだ。メッツ先発のザック・ウィーラーの立ち上がりを捉え、初回の第1打席で6号先制ソロを放つと、5回表にはジョシュ・ドナルドソンのタイムリーでリードを4点に広げた直後に2点タイムリー二塁打を放ち、「勝敗の分かれ目」となる5得点目(と6得点目)を叩き出した。「我々ができることの一つがとにかく打つことなんだ」とジョン・ギボンズ監督は12得点での大勝に満足げ。なお、好投したハップは打席でも2安打の活躍を見せ、ア・リーグの投手がビジターでのメッツ戦で複数安打を放ったのは2010年のカール・パバーノ(当時ツインズ)に次ぐ史上2人目の快挙となっている。

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