クロン弾が決勝点 レイズがロイヤルズ3連戦スイープ

【レイズ5-3ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

日本時間5月17日のロイヤルズ戦、レイズは3点リードの3回表にC.J.クロンが今季10号となるソロアーチ。最終的に5対3で勝利を収めたため、クロンのこの一発が勝敗を分ける一打となった。この勝利により、レイズは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦をスイープ。ケビン・キャッシュ監督は「この3試合はいずれも似ていて、キャンプから目指していた我々の野球がしっかりできたと思う。しっかり投げ、しっかり守り、必要なところで点を取る。その結果の3連勝だよ」と手応えを感じた様子。なお、レイズが敵地でロイヤルズをスイープするのは2009年以来9年ぶりのことである。

レイズは先発のジェイク・ファリアが5回裏に2点差にホルヘ・ソレアーのタイムリー二塁打とマイク・ムスターカスの犠牲フライで2点差に迫られ、5回途中4失点で降板。しかし、後を継いだ3人のリリーバーが残りのイニングを無失点に抑え、チームを勝利に導いた。なかでも光ったのが3イニングを無失点に抑えた3番手のマット・アンドリース。ファリアは「今日僕たちが試合に勝つことができたのはアンドリースのおかげだと思う。彼が好投してくれなかったら試合はどうなっていたかわからないよ」とアンドリースの好投を絶賛し、アンドリースは嬉しい今季初勝利をマークした。

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