復興のシンボル、水車を一新 阿蘇市・手野地区

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一新された国造神社近くの水車と手野名水会のメンバー=阿蘇市

 観光案内などに取り組む阿蘇市一の宮町手野地区の「手野名水会」(17人)が、10年前から設置している木製水車を一新した。2012年の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた手野地区の復興のシンボルでもあり、「水車の復活を弾みに地域の魅力発信に取り組みたい」と意気込む。

 水車は、08年に国造神社近くに設置。直径約2・5メートルあり、手野の湧水で回る。豪雨後の13年秋に補修したが、河川工事のため一時休止していた影響もあり、昨夏ごろから羽根が傷んで回らなくなっていたため、県の補助金を活用して今春に一新した。

 同会は05年に発足し、湧水地の整備や花植え活動のほか、地区の名所を散策するイベントを開いている。山部今朝範会長(74)は「水車が回らない間はとにかく寂しかっただけに、喜びもひとしお。水飲み場をこれから設けて、地域活性化を進めていきたい」と話した。(中尾有希)

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