早いもので、もうじき折り返しになる今季のJ1。
そこで今回は編集部Sの独断で、「最強の左足」と呼ぶに相応しい強烈なキックを持った選手を選んでみた。
なお、選出は今シーズンのパフォーマンスを基準とする。
4. 中村 俊輔
生年月日:1978/06/24 (39歳)
ポジション:MF
所属クラブ:ジュビロ磐田
※04:38から
冒頭で「今季のパフォーマンスを基準とする」と記したが、やはり世界を魅了した天才レフティーを外すわけにはいはいかない。
負傷により1ヶ月近い離脱を強いられている中村俊輔だが、左足の精度は今季も素晴らしく、自慢のキックからいくつもの決定機を演出している。
中村は来月、ついに40歳を迎える。
5. ティーラトン・ブンマタン
生年月日:1990/02/06 (28歳)
ポジション:DF
所属クラブ:ヴィッセル神戸
※03:29から
ムアントン・ユナイテッド時代、AFCチャンピオンズリーグの舞台でJクラブ相手に華麗なフリーキックをいくつか決めているティーラトン・ブンマタン。
左足の精度はアジアでも最高クラスであり、Jリーグデビューとなった今季のJ1開幕戦では途中出場からいきなり惜しいフリーキックを放ち注目を浴びた。
ヴィッセル神戸では橋本和からポジションを奪う形で、左サイドバックのレギュラーの座を掴んでいる。
6. 丸橋 祐介
生年月日:1990/09/02 (27歳)
ポジション:DF
所属クラブ:セレッソ大阪
強烈な一撃を持っているものの、ここ数年は公式戦であまりその脅威を発揮してこなかった丸橋祐介。
しかし、今シーズンはセットプレーからゴールを量産しており、ここままでで2本のフリーキックと1本のコーナーキックをそれぞれ直接決めている。
決して得点力が高い選手ではないが、今季は第13節にしてゴール数でキャリアハイに並んだ。
7. 福森 晃斗
生年月日:1992/12/16 (25歳)
ポジション:DF
所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
昨シーズン、直接フリーキックの本数で中村俊輔を抑え1位に輝いた福森晃斗(原川力と並び3本)。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督就任後もレギュラーとして活躍しており、ここまで主にセットプレーから3つのアシストを記録している。
今季は3バックの一角としてプレーしているためオーバーラップしてサイドからクロスを上げる機会は減ったが、それでも得点に絡んでくるあたりは流石の精度である。
パンチ力もあり、日本でも有数のレフティーと言って差し支えないだろう。