「四季」のスイーツを創作 大村・向陽高パティシエ科2年

 長崎県大村市西三城町の向陽高で17日、パティシエ科2年生による「第10回スイーツチャンピオンコンテスト」があり、生徒たちが日ごろ学んでいる製菓技術を披露した。
 今回のテーマは「四季」。人気パティシエの鎧塚俊彦さんが審査委員長、同校調理科最高顧問で料理人の神田川俊郎さんらが特別審査員を務めた。
 コンテストでは保護者らが見守る中、生徒25人が8班に分かれ、プロのアドバイスを受けながら独創性あふれる作品を仕上げた。審査の結果、夏の「ひまわり畑」をイメージしたC班(大石愛海さん、浦山晴菜さん、尾上遥菜さん)が最高賞の金賞に輝いた。
 表彰式で鎧塚さんは「パティシエはスポーツ選手と違い、お菓子が好きなら一生できる。ずっと続けることが大切」と激励。C班の大石さんは「世界で有名な方々に審査してもらい幸せ。これからも実習で技術を磨きたい」と話した。

金賞に輝いたC班の「ひまわり畑」
保護者らが見守る中、スイーツ作りに取り組む生徒たち=大村市、向陽高

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