「浜風の家」解体始まる、芦屋市

阪神大震災で設立の児童館

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解体作業が始まった児童館「浜風の家」から梁を運び出す専門学校生ら=18日午前、兵庫県芦屋市

 阪神大震災の遺児の支援を目的に作家の故藤本義一さんらが呼び掛けて設立された兵庫県芦屋市の児童館「浜風の家」で18日、建物の解体作業が始まった。

 作業には建築を学ぶ専門学校生らが参加。児童館利用者や運営してきた社会福祉法人関係者が建物に愛着があるため、梁や柱といった資材の一部は実習用の教材にしたり、木組みパズルなどのおもちゃに加工したりして再利用する。

 浜風の家は1999年、県有地に設立。県との無償借地契約の期限切れが近づいた昨年末に閉館した。この土地は別の社会福祉法人が一般競争入札で落札し、建物の解体が決まった。