2度目の辞職勧告検討 吉原市議に政活費不正で 長崎市議会

 長崎市議会の吉原日出雄議員(60)による政務活動費の不正受給問題を受け、市議会が2度目の議員辞職勧告を出す方向で検討していることが17日、分かった。6月7日開会の定例会で勧告決議案が提出される見通し。議会事務局によると可決されれば、同一議員への2度の辞職勧告は同市議会で戦後初という。
吉原議員が他人のガソリン代の領収書を使うなどして政活費を市から不正受給していた問題を受け、市議会は昨年6月に辞職勧告の決議案を全会一致で可決した。ただ法的な拘束力はなく、吉原議員は現在も辞職しない考えを示している。
 市は同8月、不正受給に伴い約4万7千円の被害を受けたとして、吉原市議を詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで長崎署に告訴した。同署は捜査の結果、追加で約14万円の被害も確認したとして今年4月にまとめて書類送検した。
 市議会は、最初の辞職勧告以降の一連の動きを踏まえ、事態がさらに深刻化したとして改めて勧告の検討に入った。

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