函館高専の専攻科生 ボウリング競技用車いすを開発中 車輪の大きさなど工夫

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ロコ・ソラーレ 銅メダルへの軌跡

カーリングの聖地・北見市常呂町から世界に羽ばたいたロコ・ソラーレ(LS北見)。平昌冬季オリンピックで、日本のカーリング史上初めての銅メダルを獲得するまでの軌跡。

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開発した車いすを使い、ボールの投げやすさやブレーキの必要性などを確認する専攻科生

 【函館】函館高専の専攻科の学生が、授業の一環としてボウリング用車いすの開発を進めている。将来、ボウリングがパラリンピックの競技になることも想定した取り組みだ。本年度中に協力してくれる企業を探し、商品化を目指す。

 開発は、競技用車いすの開発などで知られる長岡技科大(新潟)の提案を受け、昨年度から実施している。昨秋から製作に関わっているのは安田慎平さん(21)、浜野一生さん(21)。先輩から引き継ぎ、スポーツタイプの車いすを元に設計や加工を行った。

 通常の車いすでボウリングをする場合、右手が利き手だと、右手でボールを持ち、左手で車輪をこぐと左に回ってしまう。また、ボールを投げる手が車輪にぶつかるため、無理な角度でボールを放さなくてはならない。このため、ボールを太ももの上に置き、両手で車いすを前進させてから、ボールを持って投げる人が多いという。

 これらの問題を解決しようと、利き手と想定した右側の車輪を一回り小さくして、投げる際に手がボールとぶつからなくなるようにした。さらに両輪をつなぐ軸を二つ設けることで、片手でこいでも直進できるように改良した。

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