水瀬きいの突撃インタビュー! Vol.12 ランボルギーニが送り込んだ刺客 マルコ・マペッリ選手

 2017年からオートスポーツwebナビゲーターに就任している水瀬きいさんが日本で活躍するレーシングドライバーに突撃インタビュー。第12回目は、スーパーGT第1戦岡山のGT300予選で、劇的なポールポジションを獲得したマネパ ランボルギーニ GT3のマルコ・マペッリ選手です。(インタビューは第2戦富士搬入日に実施)

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■スイス在住でレースのたびに来日

水瀬きい(以下きい):あなたにとって今年はスーパーGT初年度ですね。なぜ日本のレース、スーパーGTに参戦することを決めたんですか?
マルコ・マペッリ(以下マペッリ):実際のところは、ここまでランボルギーニで培ってきた経験を生かして、チームの一員として活躍させるために送り込まれた側面もあるんだ。

きい:スーパーGTは知ってました? 
マペッリ:もちろん。ロニー・クインタレッリが長年参戦していたり、ベルトラン・バゲット、アンドレア・カルダレッリなど、友人の多くが参戦しているから気になっていたよ。

きい:デビュー戦となった岡山のレースウイークはどうでしたか?

予選アタック後、ガッツポーズをみせたマルコ・マッペリ

マペッリ:よかったよ。テストもうまくいったし、予選はウエットコンディションになったことでタイヤチョイスがいい方向に転がった。レースは戦略によって、ちょっとタイムをロスしてしまったけどペースは良かったし、まだまだチャンスはあるなという感触だったね。

きい:今はどこに住んでるの?
マペッリ:今はヨーロッパ、スイスに住んでいるから。レースのたびに日本へ来る形。ブランパンGTシリーズ・アジアにも参戦しているから、今回は1度日本を離れるけど、富士戦と鈴鹿戦が近いから、本当は日本に居たいよね。

きい:1度、日本を離れるの?
マペッリ:タイのブリーラムでブランパンGTシリーズ・アジアのレースがあるからね。そのレースが終わったら、そのまま日本に戻ってきて鈴鹿サーキット入り。ちなみに、チームの本拠地が名古屋にあるから、日本滞在中は基本的に名古屋にいるよ。

きい:日本のことはどう思いますか?
マペッリ:とても雰囲気がいいね。文化的にはヨーロッパと全然違って難しいところもあるけど、人々がとても平等で感じがよく優しいので日本にいることは好きだよ。

きい:日本食は好き? 特に何が好きですか?
マペッリ:好き。特に寿司がいいね! もともと魚が好きなこともあって、日本食では寿司好きなんだ。

きい:スーパーGTで驚いたことはありましたか?
マペッリ:コンペティションのレベルがとても高いこと。そして、タイヤメーカーがそれぞれとてもチャレンジングなことだね。タイヤパフォーマンスもヨーロッパで使っているものとまったく違っていて、この事実を知ることができたことが良かった。

きい:来年もスーパーGTに参戦したいですか?
マペッリ:“正直、そこはランボルギーニが決める部分なんだけど、個人的にはこのシリーズを気に入っているから、来年も参戦したいね。

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 マペッリ選手はランボルギーニのワークスドライバーと聞いて、堅苦しいイメージを抱いていましたが、インタビューに行くとフレンドリーで気さくな方。いわゆる”お祭り好き”なイタリア人のイメージとは違うジェントルマンでした。

 富士、タイと連戦ですが、鈴鹿でも速さを発揮してくれるでしょう!

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