水瀬きいの突撃インタビュー! Vol.13 苦しんだオフからの躍進 ヘイキ・コバライネン選手

 2017年からオートスポーツwebナビゲーターに就任している水瀬きいさんが日本で活躍するレーシングドライバーに突撃インタビュー。第13回目は2016年のスーパーGT500クラスチャンピオンで、5月のスーパーGT第2戦富士では2位表彰台を獲得しているDENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネン選手です。(インタビューは第3戦鈴鹿搬入日に実施)

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■冬は苦しんだけど、マシンのパフォーマンスは”OK”な状態

水瀬きい(以下きい):今シーズン、どうですか?
ヘイキ・コバライネン(以下コバライネン):多分去年よりはいいと思う。冬(のオフシーズンテスト)は難しかったから開幕戦は厳しいレースになったけど、前戦の富士で大きく前進できていて、今のところクルマのパフォーマンスは”OK”だと思う。でも、まだまだたくさんのピースを組み立てて確実なものにしていかなければならないよ。そうすればチャンスはある。

きい:第2戦ではマシンのどの部分に手を加えたの?

オフシーズンから思うようにタイムが出なかったDENSO KOBELCO SARD LC500

コバライネン:特にフロント部分。ダウンフォースがちょっと足りなかったから、パーツをいくつかいじって、セットアップにも手を加えた。今は何が(不調の)問題だったのかわかった気がしている。

きい:第2戦からはチームのエンジニアが変わりました。
コバライネン:チームにとってはもちろん大きな変化だ。(LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sの山田)健二さんに不幸があったことで、(LEXUS TEAM SARDに所属していた)ベテランの田中耕太郎さんがルマンを支えていくことになった。(新たにSARDのチーフエンジニアを務める)笠井(昭則)さんは3年前からデータエンジニアをしてくれているから、(どんな人物か)よく知っているし問題ないよ。どちらも素晴らしいエンジニアだしね。

きい:前戦富士で小林可夢偉選手の代役を勤めた坪井翔選手の印象は?
コバライネン:とても才能を感じるよ。(濃霧で)プラクティスも満足にできない状況だったにもかかわらず、素晴らしい仕事をしてくれた。クルマが良くなったこともあると思うけど、いきなり乗り込む形になっても速さを発揮していたし、落ち着いていた。

きい:パートナーである可夢偉とのコンビネーションはどうですか?
コバライネン:良いよ。とても経験のあるドライバーで本当に速いし、何も問題はない。ふたりで強力なパッケージになれると思うし、チームやメカニック、エンジニア、ドライバーが同じ方向を向いていると思う。

きい:鈴鹿では上位争いができそう?
コバライネン:それなりに良くなるはずだよ! チャンスはあると思うから、また表彰台を目指したい。鈴鹿はハイスピードサーキットでオーバーテイクが難しいから予選が大事になるね。予選でトップ5、もしくはトップ4に入れれば、表彰台獲得チャンスはあると思う。

きい:明日からセッションが始まるけど、夕食のメニューは決まっている?
コバライネン:パスタを食べたい気分だから、(サーキット近くの)イオンモールにあるカプリチョーザに行きたいね! 予選日はとんかつを食べに行くんじゃないかな。今回は僕のフィジカルセラピストも連れてきているから、とんかつをご馳走したいんだ。まぁ、サーキットに来る道中でもとんかつ弁当を食べたんだけどね(笑)。

きい:最後に応援しているファンにメッセージをいただけますか?
コバライネン:いまはたくさんの声援が欲しいね。オフシーズンは難しい時間を過ごしたし、開幕戦も散々な結果だったけど、第2戦から調子が上向いているから、39号車をよろしく! また表彰台に上がれるように頑張るよ。あと、きいちゃんもレースクイーンとしてチームに戻ってきて欲しいな!(笑)。

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 私は2015~16年とSARDでコバライネン選手のレースクイーンをさせていただきました。だから、最後にこんなことまで言ってくれて、うれしい限りです(泣)。

 インタビュー中、ご飯の話題が一番盛り上がりましたけど、パスタととんかつパワーで週末を戦い抜いて欲しいところです☆。

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