【日大アメフト部“悪質タックル”問題】大学側が恐れる「補助金削減」

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 悪質極まりない反則タックルで対戦相手だった関西学院大学のQB選手を負傷させ、問題化している日本大学アメリカンフットボール部の一件は、さらに騒ぎが大きくなろうとしている。

 17日午後には被害者側の関西学院大学の鳥内秀晃監督、小野宏ディレクターがそろって会見を行い、日大サイドが提出した回答書について「誠意ある回答とは判断しかねる」と激怒。慌てた日大は上層部が近日中に謝罪する旨を同日夜、発表したが「それで全ての騒動が終わるとは思えない。日大の内田(正人)監督は雲隠れしたままだし、最終的には監督・コーチ陣が総退任するしかないでしょう」(アメフト関係者)。

 ただ、今回の一件はさらに大きなところに“飛び火”しそうだという。私大における「命綱」ともいうべき国からの補助金削減だ。

 系列校を含めて、事実上日本一の学生数を誇る日大だが「徐々に学費も値上がりしているとはいえ、補助金がカットされたら最悪の場合、学部を閉鎖したり規模を縮小するなど、経営への大打撃は避けられなくなる」(某私大事務局スタッフ)。

 現在は入学定員が一定以上オーバーした際も補助金が減らされるが、これにも抵触しており「最終的には70億円台にまで下がる見込み」(同)という。

 別の大手私大の幹部は「70億円ももらっているだけで羨ましいの一言だけど、今回の一件は国から補助金削減が検討されるのは間違いない。経営が厳しいところなら、すぐに“廃校”にもなりかねない」と話す。

 日本の大学アメリカンフットボールの歴史を彩ってきた名門校が、自らの不祥事で大ピンチを迎えている。

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